東洋医学の部屋

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東洋医学のメリット

東洋医学のメリットは、①検査や治療によるダメージが少ないこと、②体形や体質に合わせた施術、処方ができること、③(比較的)安価であることです。

①について、診断は”望聞問切”といって、目で見る(望)、匂いや音を感じ取る(聞)、いわゆる問診(問)、手首や首の脈や腹を触る(切)という原始的な方法で見立てることが基本となります。
②について、体形、体質がすべて平均的という人はいません。
③について、鍼灸に使う道具や材料は品質に差はあるものの高価ではありません。漢方薬は希少なものは高価になります。

東洋医学のデメリット

①科学以前の経験の蓄積であるため、なぜ効果があるのかという理論化が難しい、②外科的処置や救急的な場合には不向きである、ということがあげられます。

身体を治す時間的余裕のある場合に適した医学です。

東洋医学の歴史

およそ二千年前、中国とインドで発生しました。日本へは約1500年前に中国から鍼灸、湯液(漢方薬)、導引(あん摩)、養生が伝わり、その後中国の知識を取り入れつつ日本独自の医学に発展し、明治期に西洋医学が医療の中心になるまで続きました。

流派について

鍼灸には昔から様々な流派があり、施術者ごとに様々な経穴(ツボ)の選び方、手技、道具が違います。以前は弟子入りして師匠の流派を引き継ぐことがありましたが、今では少数派です。自分自身は研修や書籍で学んだものを実践して効果が高いシステムを三、四種組み合わせています。PCと同じように毎年20パーセント位更新していくことが目標です。

陰陽五行とは

古代中国、インドなど東洋における考え方に陰陽五行というものがあります。
陰陽とは、例えば昼間は陽、夜は陰、男は陽で女は陰というように物事を大きく二つに分類する考え方です。五行とは季節を春夏土用秋冬に、方角を東南中央西北にといったように物事の性質から大きく木火土金水の5つに分類する考え方です。陰陽も五行も科学以前の数値化しない相対化したものです。東洋医学も人の体や植物の性質を細部まで相対化して、病の見立て施術の効果を高めることに応用しています。

経穴と経絡

経穴とは、いわゆるツボのことで全身の体表に365ケ所あります。
経絡は経穴を結んだ線であり、肝心脾肺腎の六つの内側の経絡と胆小腸胃大腸膀胱の六つの外側の経絡があります。その他にそれぞれの経絡が体の内部に影響する様子を表した流注(るちゅう)というものもあります。

食養生について

東洋医学ではビタミンやたんぱく質などの栄養素に分解するのではなく、食材の働きにに注目しています。例えば、人参や牛蒡などの根菜類は体を温めます。大きく分けて、地中で穫れるものはものは温め地上になっているものは冷やします(熱を取り喉を潤す。また南方で穫れるものは冷やし、北方で穫れるものは温めます。基本的には自分の住まいの近くで穫れるものが良いのですが、体調によって意識してみましょう。
肉や卵、魚介についても同様ですが、どのような環境、食餌で育ったかで栄養がかなり違うことを覚えておきましょう。
”What you are is what you ate"
(あなたとはあなたが食べてきたそのものだ)

アロエ

アフリカ南部原産で、ヨーロッパの伝統医学では古くから用いられていました。特に切り傷や腫物などの皮膚疾患に効くことで有名です。葉の部分を切ってゼリー質を患部につけたり、内服します。写真は花です。

お屠蘇

元旦に飲む薬酒で、中国の名医”華陀(かだ)”の処方です。山椒、肉桂、防風、桔梗、白朮などを調合したものを、袋に入れて酒や味醂に浸して飲みます。邪悪なものを屠(ほふ)り、新しく蘇るという意味があります。日本には平安時代に伝わり宮中から民間へ広まりました。

病は気から

ドラマの中で元気のない人を指して”病は気から”というシーンを見かけますが、東洋医学でいう”気”とは精神的なものに限らず、もっと広い意味で使われています。大きく分けて、生まれつき備わったエネルギーである”先天の気”、五臓六腑に栄養素を送りこんで作られる”後天の気”があります。これらの気の過不足や風熱湿寒といった外的要素によって身体の不調や病に至ると考られています。

人生において大切なこと

あなたの人生において大切なことは何ですか?
ありふれた質問ですが、ときには立ち止まって確認しておきたいことですね。

家族、仕事、お金、ペット、好きなアイドル、趣味に関すること。
などあげられますが、最も大切なことは健康と人間関係だと思います。

両方ともそれほど多くお金はかかりませんが、時間がかかります。
健康についていえば、毎日の食事、運動、睡眠、セルフケアで足りないところは専門のところへ早期に手当を受ける必要があります。少なくとも5年から10年と積み上げることによって得られるものだと思います。
コロナ感染症対策として室内の換気、ベットや手を触れる部分の消毒をこれまで以上に徹底しております。また、感染症を治すことはできませんが、免疫力を高め、感染したとしても重症化を予防することは可能です。
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